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蜂蜜の秘密・パート2

※パート1はこちらから

「今年は雪が少なかったから、れんげの咲きがいいんです。色も濃くて綺麗ですよ」とか、「今年のアカシアは例年より遅咲きで、今咲き始めたくらいでこれからが見頃ですよ」など、福田さんたちとの会話のはしはしから、自然と暮らしが一体になっているのだなと感じました。

一面に広がるれんげ畑を堪能した後、採蜜から瓶詰めされるまでの流れを丁寧に説明していただきました。集めた蜂蜜の糖度と水分量をみて、普段使いのスタンダードなものと、スペシャルなものにわけます。何度も丁寧に濾して余分なものをのぞき、瓶詰めされて、全国へ届けられていきます。すべて自分たちの手で、すみずみまで気を配ってつくられているのがわかりました。美味しいわけです。

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すべての流れをご説明いただいた後、奥様特性の「蜂蜜御膳(勝手に名付けました)」をいただきました。お砂糖の代わりに蜂蜜をたっぷり使ったお菓子の数々は、ほわっと甘く、どれも香りがいい。食べた後の舌の上や口の中がすっきりする感じで、余計なものが入っていないのがよくわかります。中でもはちみつのプリンは絶品で、思わず「優しさでできている!」と叫びました。甘いものがそんなに得意ではないのですが、プリンをはじめこの蜂蜜御膳にはすっかり惚れました。

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通していただいたお部屋は、ふんわり甘い香りがしました。ルームフレグランスかと思ったら、摘んできたアカシアの花の香りだそう。縁側から風が入るたびに、花の香りを運びます。小さな白い花は、豊潤な香りと違って可憐で、そこからとれる蜂蜜は、少し控えめで爽やかな味がします。

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よく考えたら養蜂ってすごいですね。人間がいろいろ管理をしているといえど、蜂と自然との協力ありきで成り立っています。時代は令和だというのに、この変わらぬアナログ感。小瓶に詰まったはちみつへの愛しさが増しました。

作り手に会うと、感動すると同時に売り手の責任を感じます。お客様に商品のことをきちんと伝えるためにも、まずは自分たちが惚れるが第一です。作り手の思いと買い手の欲求を、できるだけスルリとつなげたいものです。

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アカシアの木は鳥取砂丘や空港の近くにたくさんあり、今の時期はちょうど花が咲いているとのこと。その香りに魅了された我々は、せっかくなので帰り道に寄り道してみることにしました。思ったより大きな木で、たくさんの棘がありました。顔を近づけるといい香りが。あの蜂たちがこんなところまで飛んてきて蜜をとっているかと思うと、自然界の仕組みってすごいなと。せっかくなので砂丘へ上がってみると、これまたタイミングよく夕日の絶景。おみやげでいただいたはちみつキャンディ(これもまた手作り!!絶品)をおやつに、新しいアイデアと企画に興奮しながら帰路につきました。

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いろんなタイミングと運がぱちっとはまって、穏やかにエキサイティングな1日になりました。

井上望