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蜂蜜の秘密・パート1

5月下旬〜6月上旬のオープンまで、絶賛店なき子中のYUTTE。この貴重な時間をつかって、ふだんそろってはなかなか行けない生産者さんたちのもとへ、いそいそと繰り出しています。

今回はよく晴れた青空の下、以前から行きたいと話していた場所へ。絶妙なタイミングの良さで伺うことができました。

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YUTTEで取り引きのある「福田養蜂場」さん。れんげ、アカシア、マロニエ、百花の4種を販売させていただいています。養蜂場があるのは鳥取市の国府町。田畑が伸びやかに広がる気持ちのいい場所で、緑が茂る5月、車から降りると木と土の香りがしました。

奥様の恭子さんにご案内いただき、養蜂ルックへお着替え。(キャップが黄色でネットのジャンパーが黒なので蜂をイメージしているのかと思いましたが関係ないそうです。)

蜂たちと会う準備は万全です。

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ご主人の案内でいざ巣箱へ。目の前を飛び回る無数の蜂に一瞬ひるみましたが、攻撃してくる様子もないので徐々に慣れ、巣箱をのぞき込み観察しました。中には蜜をとってくる働き蜂と、毎日およそ2000個の卵を産む女王蜂がいます。まだ羽化したばかりの蜂もみることができました。(すこし全身が白っぽい)

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そしてなんと、神秘の栄養といわれる、とれたてのロイヤルゼリーを!!これは女王蜂だけが食べられる餌で、蜂蜜とは異なる蜂の分泌物。はじめて食べましたが、甘みはなく少し酸っぱいものでした。なんだか元気が出てきたきもします(単純)!

働き蜂が移動する範囲は巣箱からおよそ2キロ。その範囲にある花の蜜を持って帰ってくるのです。よーくみると、巣箱に帰ってくる蜂の足に色がついていました。これは花の花粉だそう。お邪魔したのは満開のれんげと、例年より少し遅めのアカシアのはじまりの時期。黄色と濃いオレンジの花粉をつけてかえってくる蜂がおおかったです。

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いままで、蜂たちが採ってきた花の蜜そのものが蜂蜜だと思っていましたが、それを巣房の中で寝かせたものだそう。蜜がいっぱいになったら巣房に「蜜ろう」で蓋をし熟成させ、蜂蜜になるのだそうです。

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蜂蜜と、蓋がまだされていない花蜜を両方すくって食べさせていただきました!(美味しかった、、)蜂蜜のほうが甘みもとろみもまろっと濃厚。花蜜はそれと比べるとほんの少しさらっとしている?そしてもう少し粗野に花の味がする気がしました。花粉もすくっていただきましたが、お茶の粉末のような感じ。「ご自由に食べてくださいね」と言っていただいたので、「蜂蜜と花蜜~季節の花粉添え」という贅沢なひとさじをつくって堪能しました。

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おじゃました日は晴天で、さらに田んぼのレンゲが満開。青空の下、一面にひろがるピンク色の田んぼをうっとり眺めました。数日前は雨風でレンゲが倒れてしまっていたそうで、ほんとうにラッキーです。

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レンゲ畑は、お米をつくるためにつくられはじめたもので、花ごと耕され、田んぼの天然の肥料となります。福田さんはお米も販売されていて、その名も「れんげ米」。先日はじめていただいて食べたのですが、これがまたとてもとても美味しかった!!

お米のためにれんげがあり、その蜜を採る蜂がいる。れんげは特に、これだけの面積で育てられているところは稀で、より「レンゲ純度」の高い蜂蜜をつくることができるのは、広い田んぼがある福田養蜂場さんならではの強みです。

自然とまわりはじめた循環はとても理にかなっていて、大らかで無理がないのに無駄がなく、自然の力と人の知恵がひとつになるということを感じました。

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井上